科目名: 応用水理学特論
担当者: 松尾 一泰

対象学年 クラス[001]
講義室 開講学期前期
曜日・時限 単位区分
授業形態一般講義 単位数
準備事項
備考

講義の目的・ねらい(講義概要)流体力学は流体の粘性と圧縮性を無視して流れの解析を行う完全流体力学、圧縮性は無視するが粘性を考慮する粘性流体力学、および粘性と圧縮性の両方を考慮に入れる圧縮性流体力学に大別される。本講義では、ジェットエンジンをはじめとする各種機械やノズル、ディフューザなどの機器を対象として、内部流れを主体とした圧縮性流体力学について初歩から学ぶ。
講義内容・演習方法(講義企画)講義内容

1.圧縮性流体の性質(体積弾性率、圧縮率、状態方程式、完全気体の性質など)

2.圧縮性流体力学の基礎(音波、音速、マッハ数、亜音速・遷音速・超音速流れなど)

3.一次元流れの基礎式(連続の式、運動方程式、エネルギー式など)

4.一次元等エントロピー流れ(先細ノズル、ラバルノズル、流れのチョークなど)

5.垂直衝撃波(ランキン・ウゴニオの式、ノズル内の衝撃波など)

演習方法:随時演習を行い、講義内容の理解を深める。
評価方法・評価基準提出したレポートの内容と出席状況を考慮して総合的に評価する。
履修の条件(受講上の注意)
教科書随時プリントを配布する。
参考文献松尾一泰 著 「圧縮性流体力学−内部流れの理論と解析−」 理工学社
特記事項(その他)